算数通信mathmath 第10号|7+□+6 の□に、何を入れる?
7+□+6。□に0から9のどれを入れたら簡単になるか。1年生が「10のまとまり」を見つけ、やがて6を分け、7を分けるところまでたどり着きました。繰り上がりの前にやった授業の報告です。算数通信mathmath 第10号。
前田健太
2026.09.15
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算数通信mathmath、第10号です。
今回は、1年生の実践報告を。繰り上がりのあるたし算に入る前に、その手前でやった授業の話です。
【今日のネタ】7+□+6 の□に、0から9のどれを入れたら簡単?
ホワイトボードに「7+□+6」と書いて、こう尋ねました。「□に0から9のどれを入れたら簡単になるかな?」。子どもたちにとって、初めて出会う3つの数のたし算です。
最初に出てきたのは「0がいい」「1がいい」でした。理由を聞くと、「数が小さいから」。けれど実際に7+0+6や7+1+6にしてみても、あまり簡単になりません。7+6のような繰り上がりはまだ習っていないので、そこで計算が止まってしまいます。
そんな中、ある子が「3を入れたら簡単!」と声を上げました。「そうそう!」とうなずく子もいますが、すぐにピンとこない子もいたので、少し時間を取ってやり取りを重ねます。やがて「7+3で10になるから、10+6=16で計算しやすい」ということが、教室全体にじんわり広がっていきました。10のまとまりさえ作れれば、あとは「10といくつ」でサッと答えが出せる。その良さに気づいた瞬間です。